最近朝ドラ「わろてんか」に文鳥が頻繁に現れますね。
屋根に止まっている描写がありましたが、「そんな鳥、見たことないよ!」という方、多いのではないでしょうか。
それには理由があります。
文鳥とは?生態や飼い方、オスメスの寿命やギネス年齢
ブンチョウ(文鳥)
スズメ目カエデチョウ科
学名:Padda oryzivora
英名:Java sparrow
※学名と分類←こちらを参照
文鳥とは? 文鳥の生態
文鳥は英名にJavaとある通り、インドネシアジャワ島(とバリ島)原産の鳥です。それ以外の東南アジア各地やハワイなどでは、飼育されていた個体が逃げ出すなどして野生化し、外来種として生息しています。
スズメほどの大きさで、嘴、アイリング、足がピンク〜赤色をしているのが特徴です。
この赤は血色が透けて見えるものです。鳥のオレンジや赤の嘴の多くがカロテンによる色(近縁のキンカチョウも)なのに対し、このような赤は珍しいと言えるでしょう。
オスの方が赤い傾向にあり、コンディションが悪いとピンクがかった薄い色になります。(イケイケのオスは真っ赤です)
体重は25gほど。オスの方がわずかに大型です。
5-6個の卵を産み、夫婦で協力して子育てをします。
オスメスはさえずるかどうかで見分けることができます(外見の差も一応ありますが、決め手にはとてもできないわずかなものです)。「チッ、チッ」という短い鳴き声は雌雄ともに発しますが、さえずりはオスのみです。求愛時に見られるダンスはオスもメスも行います。
雑穀類やイネ、昆虫などを食べます。飼育する場合も粟や稗をブレンドしたミックスシードを与えるのが一般的です。