「The Wolf」スマホアプリを攻略しながら狼の生態をチェック!

ときどきこのブログが出す変則技、ゲームから生き物の生態に迫る回です!

スポンサー

アプリ「The Wolf」で狼になって狩りをする!まずは攻略!

今回ご紹介するアプリはこちらです。

AppStoreで The Wolf をダウンロード

GooglePlayで The Wolf をダウンロード

ざっくり簡単に言うと、自分自身が狼になって、狩りをする、というゲームです。

メインはCOOPモードという、まさに協力してハンティングするモードですが、狼同士対戦するPVPモードもあります。

狼になって単独or集団で狩りをする

MAPは4種類。だんだん強い獲物が現れるようになります。

  • GREEN HILLS
  • DARK FOREST
  • WILD TUNDRA
  • LEGEND MOUNTAINS

獲物を倒すと経験値(ポイント)がもらえ、経験値がたまるとレベルが上がります。レベルアップとともに、選べる狼の種類や技が増えます。

狼の種類は…けっこうありますよ。最後の方はゲーム内の通貨”Gem”で購入しないとゲットできません。

  • Gray Wolf
  • Dhole Wolf
  • Mexican Wolf
  • Black Wolf
  • White Wolf
  • Dark Wolf
  • Golden Wolf
  • Great Wolf
  • Mighty Wolf
  • Silver Wolf
  • Siberian Wolf
  • Fost Wolf
  • Fire Wolf

小さくて弱い獲物であれば、単独で倒すことができるのですが、そうでない場合は複数頭でかからなければ逆にやられてしまいます。なので、仲間の狼を見つけたら、あとをついて行って一緒に大きな獲物を倒すといいですね。
※尚、ゲームオーバー的なものはありませんが、倒す途中でやられると経験値がもらえません。

レベルが高い狼について行って一緒に狩りをすると、狩りが簡単すぎてびっくりしますよ〜。そして経験値もすぐたまるのでおすすめ。

The Wolf に出てくる獲物

獲物はリス・イタチのようなごく小型のものから、バイソンやクマ・セイウチのような大きなものまで様々です。同じ種類の獲物でも、ボスキャラ的なものが時々現れます。これを倒すと、もちろん経験値もたくさんもらえますが、Gemももらえます。

Gemは技の解放やレベルアップ、新しい狼を選択したい時に使えるので、積極的にボスを探して倒すと良いです。

尚、獲物の肉を食べる、というような描写はありません。倒すだけです。

ゲームのプレイヤーの中で、もっとも経験値が多い狼がリーダー(アルファといいます)となります。(ずっと溜めてきた経験値ではなく、その日その時のログインごと)

ボスは仲間を呼ぶことができます。

狼との鳴き声といえば遠吠え!仲間を呼ぶ/ボスの元へ駆けつける!

狼といったら遠吠えではないでしょうか。

The Wolf では、遠吠えは仲間を呼んだりアルファのところへ集合するときに使います。

自分がアルファの時は仲間を呼ぶ。
そうでないときは駆けつける。ということですね。

どういうときに使うかと言うと、
一人では倒せない獲物が現れたときです。

そんな時は仲間を呼びましょう。
また、アルファが呼んでいる時はそこに大きな獲物がいるということなので行ってあげたら良いのでは。

The Wolf のイベント

さて、このゲーム、ときどきイベントをやっています。

この記事執筆時はちょうどクリスマス&ニューイヤーということで、狼たちが円錐型のポップなデザインのコーンを被っていると言うシュールな図を拝んでいます。

TOP絵も、コーンを被った狼が、サンタ帽を被った獲物を狙っているとか…

まあそれはともかく、イベント時は経験値が割り増しでもらえるようです。

「The Wolf」にでてくる狼の種類は何?

狼というのは北半球に広く分布しており、シンリンオオカミやインドオオカミなどなど様々いるわけなんですが…

実は!
そのほとんどがタイリクオオカミの亜種とされています。

日本にいたこちらの2種類も、
エゾオオカミCanis lupus hattai
ニホンオオカミ(Canis lupus hodophilax

シートン動物記の「オオカミ王ロボ」で有名なこのオオカミも、
シンリンオオカミ(Canis lupus occidentalis

真っ白な毛並みのこちらもタイリクオオカミの亜種です。
ホッキョクオオカミCanis lupus arctos

※リンクがついているものは過去記事があるオオカミです。

「The Wolf」ででてくるのはどれ?と言われると、ほぼタイリクオオカミ、と言ってしまえばまあ正解なのですが、それでは面白くないですよね…

シンリンオオカミなどは毛色の変異が大きく、ほとんど真っ黒なものから真っ白なもの、いわゆるオオカミらしい灰色のもの、と様々。なので、Black Wolf、White Wolf 、Dark Wolf あたりはこの毛色のバリエーションをモデルにしているのかもしれません。White Wolfはホッキョクオオカミの可能性もあります。

Dohle Wolf というのがアプリの中で出てきているのですが、ドールと呼ばれる狼は実在します。アカオオカミとも呼ばれ、その名の通り赤い毛に覆われています。こちらはタイリクオオカミとは別種です(学名:Cuon alpinus)。

Mexican Wolfもそのまんまな狼がいます。タイリクオオカミの亜種メキシコオオカミ(Canis lupus baileyi)です。

Siberian Wolf は…確かにシベリアオオカミ(Canis lupus albus)というタイリクオオカミの亜種もいるのですが…絵を見る限り、アプリに出てくるのは狼ではなくイヌでしょうか?あるいはシベリアンハスキーをモデルにした狼か、オオカミ犬(狼と犬の雑種)かと思われます。

そのほかの、特に上で一覧紹介した狼の種類の下の方(Fire Wolfなど)は、空想が大いに入っているようなので、実在はしない狼ですね。

「The Wolf」ゲームアプリは狼の生態を反映しているか?

さてやってまいりました。本題(?)、狼の生態でーす。

狼の群れ、狩りとアルファ

実在の狼は、パックとよばれる群れで生活し、狩りをします。

パックは大人の雌雄と子供で構成されており、その中には厳しい順位制があります。獲物を食べる時は上位の個体から。

そしてオスメス各最上位個体しか繁殖できません。この最上位個体をアルファオス、アルファメスなどと呼びます。

群れで狩りをし、アルファがいる!という点は、生態を反映しているといえますね!

狼の遠吠え

次に遠吠えについて。

狼はコミュニケーションの手段のひとつとして、遠吠えを使います。
条件が良ければ10km先にも届くとか。

狼の縄張りは100~1000平方kmに及ぶため、離れた仲間との連絡手段として重要なんですね。

狼は群れで狩りをしますし、アプリと同じくあまりに大きな獲物は1頭では倒せません。広大な縄張り内で散り散りになった仲間を呼び戻して狩りに行くというのは実際ありえそうです。

PVPモードで狼の縄張り争いを再現?

なんと、狼の死因で多いのは、他の狼との闘争だそうです。狼は、他の群れの狼と熾烈な縄張り争いをしています。

狼の縄張りの広さは獲物の密度に依存しています。縄張りが小さくなって、その面積では群れのメンバーに十分な獲物が確保できなくなれば餓死してしまいます。

狼は多産な動物で、いちどに4~6頭、多い時は10頭もの子が生まれます。
うまく育てば、あっという間に増えて縄張りが不足します。

そのため、狼たちはときに命を落とすようなことがあっても、縄張りを守ろうとするのです。

2チームに分かれて狼同士対戦する、The Wolf のPVPモードは、この縄張り争いを再現したものかと思われます。

ここまで見てきたところ、「The Wolf」はゲームに都合の良いところはちゃんと生態を反映させているといえそうです。

とりあえず、仲間たちとフィールドを疾走するのがなんだか楽しいので、やってみてはいかがでしょうか。

そして狼について詳しくなりましょう。

スポンサー

ブログランキングに参加しています。

ブログランキング
ブログランキング・にほんブログ村へ

↑ 押していただけると元気が出ます!!
よろしくお願いします!


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする