恐竜と魚竜の違い

今日は恐竜と魚竜の違いについてです。

皆さんが恐竜といえば、何が思い浮かびますか?

恐らく、想像する恐竜の中に海を泳ぐイクチオサウルスや空を飛ぶプテラノドン等が思い浮かべるかと思います。しかし、彼ら魚竜や翼竜の仲間は恐竜と似てはいますが、学術的に違った生き物として考えられています。

魚竜、名前の通り魚の様なヒレや流線形の外形が特徴です。「海性爬虫類」の仲間であり、クジラと同じように肺呼吸で生活します。魚竜は恐竜の絶滅する白亜紀末期より前に絶滅しただろうと考えられています。

どのように暮らしていたのか? 

なぜ絶滅したのか?

こういった疑問に正確には答えられないのが現状です。彼ら魚竜はまだまだ未知の部分が多い生き物です。

今回は、そんな魚竜について詳しく話していきます。

恐竜、爬虫類、魚竜、これらの違い

生き物の分類は言葉では中々説明しにくいところがあります。ここでは、恐竜と爬虫類と魚竜の違いを説明する前に知っておくべきことがある。

それは、生物分類学的階級です。これは生き物を分類するときにおいて、生き物の進化を背景にした共通の特徴をもつ類縁関係をより精密に表すものです。通常は種、属、科、目、綱、門、界の7階級からなり、階級が下がるごと、より近縁の生き物が区分けされます。

ここで具体的な生き物を、この生物分類学的階級で表してみます。先程の違いを説明するために、恐竜、魚竜、爬虫類の代表的な生き物を例として挙げます。

分類階級\生物名

アカミミガメ イクチオサウルス ティラノサウルス・レックス

動物界

動物界

動物界

脊索動物門

脊索動物門

脊索動物門

爬虫綱

爬虫綱

爬虫綱

カメ目

魚竜目

竜盤目

ヌマガメ科

イクチオサウルス科

ティラノサウルス科

アカミミガメ属

イクチオサウルス 属

ティラノサウルス属

アカミミガメ

ティラノサウルス・レックス

上の表には爬虫類のアカミミガメ、魚竜のイクチオサウルス、恐竜のティラノサウルス・レックスを挙げました。

余談ですが、ティラノサウルスは属名兼通称です。ティラノサウルス属の種として広く認められているのは現在の所、ティラノサウルス・レックスのみです。そういった理由でここではティラノサウルスではなく、ティラノサウルス・レックスと表記させてもらいました。また、似通った理由でイクチオサウルスも種は表記しておりません。

着目して欲しいのが、界~網までの階級が同じであるということです。この表からわかることは、イクチオサウルスやティラノサウルス・レックスは現存する爬虫類のアカミミガメと同じ爬虫類の仲間であるということです。しかしながら目~種までの階級が異なる事から、アカミミガメとは異なる特徴を持つことも意味します。

我々、人間が猿と近縁の関係であるというのと同じように、現存する爬虫類が恐竜や魚竜と近縁の関係を持ちます。

続きは次のページ

スポンサー

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする