・リュウグウノツカイ見てみたい! 水族館で見れる? 死亡ニュースがあるけど……。
いやーこのロマンの塊・リュウグウノツカイ。
見てみたいですよね?
しかしながら深海生物あるあるとして
・まず漁獲されない
・上がったとき大体死んでる
・たまに生きてても飼育方法がわからないので死ぬ
そんなわけで残念ながら生体は飼育されていませんが、
日本各地の水族館に標本が展示されています。
下記に一覧しますね。まずは関東地方から。
・東京都:サンシャイン水族館
・茨城県:アクアワールド大洗
東海地方
・静岡県:東海大学海洋科学博物館
関西地方
・大阪府:大阪市立自然史博物館
北陸地方
・富山県:魚津水族館
・石川県:のとじま臨海公園水族館
・新潟県:マリンピア日本海
九州地方
・福岡県:マリンワールド海の中道
・長崎県:九十九島水族館・海きらら
・宮崎県:道の駅「北浦」
案外多い!!
そしてこの中で「のとじま臨海公園水族館」に展示されているものは2015年に生きたまま捕獲されて展示されていた珍しすぎる個体。
すぐに死亡してしまったので、残念ながら生体展示は3時間半だけとなってしまいましたが……。
たった3時間半では熱心な研究者の方ですら見れなかったでしょうね……。
・ちょっとだけ話題になりました。リュウグウノツカイの「味」。美味しいの美味しくないの?
さあ、我々日本人(多少の外国人の方は失礼します)が
魚を目の前にして最初に思うことはなんでしょうか?
そうです「食べられるのかな」です。
魚という魚を食べてきた島国民族ニッポン人、いくらレアだからとはいえリュウグウノツカイの味も気になってしまいます。
現代はいいですよね。
SNSにはなんと、リュウグウノツカイを食べられた方が写真とともに感想をアップしてくれています!!
これって中々貴重な研究資料になりうると思うんですけど……。そんな情報がネットで見れる現代に感謝。
えー、そちらの情報をまとめますと……。
まず食感が卵の白身のようで、ほのかに甘い。美味しい。
心臓をバターソテーすると、焼鳥のハツのようなしっかりとした味と触感がある……。
つまり素直な美味しさを持つお魚、ただしちょっと特徴的。
見た目の割りに親しみやすいヤツですね~。
余談ですが、リュウグウノツカイの近縁である「アカマンボウ」はマグロの代用魚として注目されています。
「そんな名前の魚がマグロの替わりになるわけないだろ~?」と思うでしょうが、切り身を見てみると思った以上にマグロなんです。
食べてみた人も「まるっきりマグロ」「言われなければ気づけない」と評判です。ただ、近縁がこんな味なのにリュウグウノツカイは卵の白身みたいな食感って……。
ああ、早くリュウグウノツカイが気軽に食べられる時代にならないものでしょうか。
生態も味も、知的好奇心がくすぐられること請け合いです。