文鳥は日本にはいない!? ペットとしての文鳥
日本には飼い鳥として約250年ほど前に入ってきたと言われています。つまり、日本の野鳥ではありません。
ドラマの中では屋根の上に止まっている姿が描かれていましたが、それはかご抜け出ない限り、ありえないということです。
万一野外で文鳥を見かけたら、それは飼い主の不注意等により逃げ出して帰れなくなってしまったものか、捨てられてしまったものなので保護してあげてください。
ちなみに捨てる(放す)行為は動物愛護法に抵触します。
文鳥は熱帯の鳥で、日本の冬は寒すぎますし、天敵も食べ物の取り方も知らない、飼育されてきた鳥はあっというまに死んでしまいます。
文鳥はペットとして一般的な種類の鳥で、飼育も繁殖も容易です。
文鳥はひなのうちに親鳥から離し、人の手で育てると非常によくなつきます。(キンカチョウなどは人の手で育てても、大人になると人を怖れるようになってしまいます)なついた文鳥は「手乗り文鳥」と呼ばれ、親しまれています。
ペットショップでもしばしば見かけ、3,000~5,000円ほど(珍しい色変わり品種ではもっと高い場合もあり)の値段です。
文鳥はオスの方が寿命が長い!ギネス記録は…
文鳥の寿命はおよそ7-8年。
最長は正確な記録は見つかりませんでしたが、18歳というものがあるようです。
寿命が短いと感じるかもしれませんが、同じくらいの大きさの哺乳類と比べるとはるかに長生きです。ハツカネズミでは寿命は1~1.5年程度と言われています。
寿命はオスの方が長い傾向にあります。
メスは産卵にまつわる病気や、産卵自体負担になるためか、個体差はありますがやや短命です。