有名ですが、どんな鳥なんでしょうか?
セキセイインコはペットとして飼われていることが多い鳥です。
色もいろいろあり、愛らしいしぐさが可愛らしい鳥です。 すぐに人に慣れるセキセイインコは、鳥類の中で人気No.1ではないでしょうか。
セキセイインコの特徴
セキセイインコは色変わりの種類が豊富!
セキセイインコは、オーストラリア原産の鳥。
日本ではペットとしてもメジャーな鳥で、色、柄の種類は5000種以上あるといわれています。
日本に初めに来たセキセイインコの羽が黄色と青色だったそうで背黄青、セキセイと呼ばれるようになったそうです。
セキセイインコの寿命
平均寿命は7~8年といわれています。
飼い主か、健康管理に気を付けて飼育を行えば、12~14年も生きる場合もあります。
なかには、30年生きた長寿の鳥もいたそうです。
同じくらいの大きさのハムスターなど哺乳類に比べるとかなり長寿です。
最後までかわいがってあげてくださいね。
セキセイインコの性格の特徴
ほとんどのセキセイインコは人によくなつきます。
ただしそれはひなの時から人の手で育てた場合です。そうすると、飼い主をすぐ覚えて、なつくのです。
飼い主だけでなく他の人や、ペットにもすぐに慣れるように思います。
ひなの頃からたくさんの人に囲まれて育つと、誰にでもよくなつくようになります。 とても人懐っこい性格になるそうです。
また、セキセイインコは好奇心が強く、いろんな景色、いろんな音にとても敏感に興味を示します。
犬や猫を一緒に飼っているとセキセイインコがペット同士を仲良くしてくれることがあります。※インコより力の強い動物を十分にしつけておくか、直接接触できない状態にしておくこと。
たくさんのことに興味があり、たくさんの言葉を覚えたりする可愛らしい鳥です。
勝手気ままで興味があることに夢中になることもあります。
飼い主と一緒に遊んでいるときに、部屋に飛んでいる虫に興味が移れば飼い主には見向きもしなくなってしまったり。 興味の湧いた虫を追いかけ回す。 そのときに興味のあるものでしか遊ばない性格のようです。
セキセイインコはオスメスで性格が違う?
オスの性格の特徴
オスは構ってもらうことが大好きです。 積極的に行動する性格が多いよう。他の動物とも仲良くなるようです。 いたずらも好きでよく鳴いたりします。
積極的な面もありますが、攻撃的になったりすることもあります。 特に発情した際には攻撃的になったりします。
モノマネなど芸をするセキセイインコはオスの方が多いです。
オスはかなり長いものまねをする個体もいます。特に若いうちは覚えやすいので、チャレンジしてみるとよいでしょう。
ちなみに、セキセイインコのものまねは、もともとはオスがメスの声をまねることで、つがいであることをアピールする用途で進化したともいわれています。そのため、メスはあまりものまねはしてくれない個体が多いです。
メスの性格の特徴
メスのセキセイインコは大人しい性格が特徴です。
あまり鳴いたりもせず、静かです。
一人でよく遊び、留守番なども出来ます。
オスよりも、内向的な性格です。
飼い主に対してもなかなかなつきにくく、心を開いてくれないところもあります。
行動が小学生の子供のようなオスに比べると、メスはかなりオトナな感じがしますね。
セキセイインコの飼い方
セキセイインコを飼うには、餌の選び方、ゲージ選びが大事です。
セキセイインコを飼育するケージ
セキセイインコの家になるケージは、セキセイインコを飼うときには、大事なものです。
一般的な小鳥用のケージで問題ありませんが、飼育する数によってケージが狭すぎないよう気を使ってあげましょう。ただし、大型のインコ用のものは網目が広すぎたり、止まり木が太すぎたりしますので、この点は要チェックです。
網に色がついているものは、中にいる鳥が見づらくなるので避けたほうがよいでしょう。丸い形のものや家の形のケージもかわいらしいですが、見た目より狭くなりがちなので、どうしてもこのタイプにしたい場合は大きめのものを選びます。
ヒナから育てるときは、ホームセンターで売られている、昆虫や小動物飼育用の小さなプラスチックケースで育ててあげます。ひなの時は自分で体温を保つことができないので、保温をしっかりと行います。
羽が生えそろってきたら、通常のケージに移しますが、まだうまく飛べないうちは止まり木は低いところだけにします。
エサ入れ・水入れ エサ入れや水入れは、ケージの付属品として一緒に購入できます。毎日使うので清潔に出来るものがいいです。 洗えるものがいいですね。
セキセイインコは遊ぶときや、休憩するとき、止まり木に乗っています。できるだけ天然木からできているものを選らんであげてください。前足と後ろ足がひっついてしまわないような太さの止まり木が必要です。
止まり木は2本必要です。 エサ入れのところとケージの奥の部分に、高さを変えて互い違いに、とりつけるのがポイントです。
セキセイインコの餌
成鳥の主食は、ヒエやアワなどの種子を混合した餌です。
殻付きのものと殻なしのものが売られていますが、インコには殻付きのものが好まれます。セキセイインコは殻をむいて食べます。片付けが楽なのは殻なしのもので、餌切れに気づきやすいのもこちらなので、迷うところですね。殻つきは、殻だけになったものがエサ入れにたまるので、一見まだ餌があるように見えてしまうのが欠点なのです。
シードが主食の場合は、アワだけのような単品ではなく、アワ、ヒエ、キビ、カナリーシードなどがブレンドされているものがいいですね。
シードは手軽でたんぱく質なエサですが、ビタミンやミネラルがほとんど含まれていないため、不足分を青菜・カトルボーンなどの副食でとる必要があります。(カトルボーンというのはコウイカの甲で、カルシウム補給のため入れます。)
個人的なおすすめはキクスイさんの飼料です。
シード一粒一粒が大きくて艶があり、インコも喜んで食べるような気がします。セキセイインコなら、皮付き配合餌の中の、「皮付餌」「ムキエ」あたりがよいと思います。(「赤」や「プラス」「ダイエット」も用途や鳥さんの好みに合わせて)
ペレット、人工飼料を主食にすれば、セキセイインコに必要な栄養が全体的にカバーされています。
ペレットはあまり食べないこともあるかもしれないので、少しずつ与えて様子を見る必要があります。
始めはシード食と混ぜて少しずつ慣れさせるようにしましょう。
それでもなかなか食べてくれないこともあります。一番良いのは、はじめからペレットで育てることですね。
手乗りのセキセイインコとの遊び方
ひなの時から育てて手乗りにしたセキセイインコは、ケージの外に出て遊びたがります。飼い主を見つけたとたん、大喜びで遊んでくれとせがむ姿は犬のようですね。とてもかわいらしくて、セキセイインコの人気もよくわかります。
でも、気を付けることがあります
注意しなければならないことは、こちらです。
- インコから目を離さない
- ケージの外で放し飼いにしない
- 窓を開けない(しまっていることを確認してからインコを出す)
- 料理などインコにとって危険なことをしていないときに出す
- インコが食べて危険なものをしまっておく
うっかり窓を開けていてインコが逃げてしまった、料理をしているところに飛び込んでしまった、踏んでしまったなどの事故は後を絶ちません。人間の食べ物や観葉植物も、インコにとって毒になるものがあります。
逃げてしまった場合は、運良く保護されることもありますが、カラスや猫に襲われてしまうことが多いでしょう。助かっても怖い思いをさせることに変わりありません。
小さな子供だと思って大切にしてあげましょう。
子供より動きがすばやく、飛ぶこともできて、ずっと小さな生き物です。
人間の子供以上に気を付けてあげるべき存在なのかもしれませんね。