イルカという海洋生物は、人間とのお付き合いは非常に長いです。
このイルカという生物は、かなり高性能な音波を発する事もできます。
軍用のイルカも居るぐらい、音波の能力は優れているのです。非常に優秀な生物なのです。
イルカの祖先はカバといっしょ!?
イルカの進化系統はカバに近い
ところで生物界には、様々な分類があります。
哺乳類や爬虫類・魚類などの分類はあり、イルカは当然哺乳類です。
意外な事にイルカはカバに近いと言われています。
数ある生物の中でも、カバの親戚とも言える存在なのです。一見すると、イルカとカバは似ても似つかない生物ではあります。しかし、その2つの生物は進化系統が近いことが最近分かっています。
イルカの意外な一面の1つです。
イルカの歯と食べ物のとり方
噛まずに丸呑みしているイルカ
イルカの口には、鋭い歯があるでしょう。
あの口を見てみると、いかにも鋭い歯で噛みついているように見えますが、そうではないのです。
基本的にイルカは、相手に噛みつく訳ではありません。
噛むというより、たいていエサを丸呑みにしているのです。
歯は、あくまでも獲物が逃げないよう固定するために使用している生物なのです。
知性の高さ:エサにする魚と戯れる事もある
またイルカは、魚で遊んでいる事があります。
基本的にはエサを丸呑みするのですが、たまに魚と戯れている事があります。
遊ぶかどうかはイルカの気分次第で、とても気まぐれなのです。
魚だけでなく、クラゲで遊んでいる事さえあります。
クラゲをボールのように扱ったりする事もあり、遊び好きな生物なのです。
イルカの出す音波
とても高性能なイルカの音波
上記のようなユニークな特徴があるイルカですが、高性能な音波を発する能力もあるのです。
イルカの体の一部からは、音波が放出されて、対象物の形状などを非常に正確に把握する事ができます。 その把握能力は、極めて優れているのです。
人間が使用している特殊な機械よりも、認識能力が格段に優れています。
しかも仲間とコミュニケーションを取る時にも、その音波を活用しているのです。
要するに人間の声のように、音波で仲間と会話している事になります。ある意味、言語能力に長けている海洋生物なのです。
イルカと人の付き合い:水族館・食べる・雇う(?)
イルカと人間との付き合いは非常に長い
イルカと人間との関わりは非常に古いです。
現に、イルカと人間の付き合いを証明する物も発見されているのです。
例えば貝塚からは、イルカの骨が見つかっている事があります。
かなり以前から、多くの人間はイルカを食べてきました。
食べるだけでなく、その骨も有効活用していたのです。
主に狩りの道具として活用されていました。
世界各国の貝塚で、そのようなイルカの骨が見つかっています。
ちなみに日本の場合は、イルカと人間の付き合いは8,000年前後と言われているのです。
実に縄文時代から、人間とイルカはお付き合いがあったのです。
現代の私たちとイルカと接点というと、ほとんど水族館くらいしかないのかもしれませんが、本当に長いお付き合いなのですね。
イルカの能力を買って軍に採用している事も
ちなみに国によっては、イルカを軍に採用している事さえあります。
つまり、イルカを兵隊として雇っているのです。
なぜ軍に採用しているかと言うと、上述の音波です。
人間が使っている高度な機械よりも認識能力が優れているので、戦場でも大活躍してくれると見込まれています。
ある意味、高度なレーダーを初期実装している軍人を雇っているようなイメージです。 しかもイルカは、人間を癒してくれる存在でもあります。それを考慮すると、イルカはとても優秀な海洋生物とも言えるでしょう。