夏休みの理科の自由研究に!意外と身近な野生の鳥や哺乳類を観察する
鳥だと思っていたらコウモリ!? 改めて観察してみては
ひょっとすると一番よく目にする野生の哺乳類かもしれません。
夕暮れに素早く飛ぶツバメ…と思いきや、コウモリだったという場合が多々あります。サイズも飛び方も似ています。観察しましょう。
万一落ちていても、触らないほうが無難です。落ちている時点で既に手遅れ(けがや病気で助からない)のことが多いですし、感染症も怖いので。
哺乳類、というところで考えると、モグラ・ネズミ、実は街にも進出していることがあるキツネ・タヌキ等が近くにいるのかもしれませんが、直接姿を見ることは稀です。観察は彼らの残した痕跡(足跡・食べ跡・糞)に頼ることになります。
山に行けばシカやイノシシなどがいるはずですが、こちらも姿を見ることはとても難しいことです。冬なら雪のについた足跡を観察するなんてことができますが、夏だとなかなか難しいかもしれません。
野鳥の観察。スズメの巣が家にあるかもしれない
双眼鏡があれば尚良し。なくてもできます。森に行かなくてもできるんです。別に珍しい種類を見つけよう、ということではなくて、普段何気なく見ているスズメやカラスは結構身近なところで子育てもしていたりします。
スズメは家の屋根の隙間、道路標識のパイプの中といったほんとうに人間のすぐそばに巣をかまえるので、巣材を運ぶ親鳥やヒナの鳴き声に気をつけていれば見つけられると思います。観察は親鳥を刺激しないよう、遠くからにしましょう。
このほか、鳥の行動を見ていると、敏捷なイメージのある鳥は結構休んでいる時間が長いとか、鳥と鳥の関係なども見えてくるのではないでしょうか。
ペットだって自由研究のりっぱな観察対象
もはや家の外に出る必要すらありません。あなたが毎日触れ合うペットが夏休みの自由研究の課題になってくれます。
どんな実験・観察ができるかは、飼っている生き物によります。他の生き物でもそうですが、実験計画を立てるところが頭の使いどころ。実験のコツもヒントにしながら、良いアイデアをひねり出しましょう!