夏休み・冬休みの自由研究:テーマ設定〜実験観察のコツ〜レポートの書き方まで!これができたら一目置かれるかも!?

ひまわり

夏休みの自由研究、何を調べるのかはなんとなく決まったけれど、どうやって調べたらいいかわからない!

もらったプリントや教科書通りやってもおもしろくない!実験キットも使いたくない!みんなと同じも嫌だ!

そんなときは…

夏休み/冬休みの理科の自由研究!実験でも観察でも、基本は条件を揃えること

例えば、「野鳥の観察」をテーマに選んだとします。
※あくまで野鳥は例えで、全く別の生き物の観察や、化学や物理の実験でも本質は同じです!

1日目は昼頃庭に来る鳥を観察し、2日目は早朝に森に行き、3日目は夕方湖に行って水鳥を見て…

と、時間も場所もバラバラに観察したのでは、それぞれの比較ができません。

庭と湖で、見られた鳥の種類がちがっても、場所が原因なのか時間が原因なのか、はたまたたまたまだったのかわかりませんよね?

これでは自由研究というより、日記になってしまいます。
どうしたら比較しやすくなるか?

その方法が、「条件を揃える」なのです。
では、野鳥の観察の例で続けてみていきましょう。

○ 同じ時間に、同じ場所で、同じ内容を。つまり、
毎日「7:00~8:00」の間、「庭」で、「鳥の種類と数」を観察する。

こうすれば、毎日庭に来る種類がいる、とか、この種類は1羽で来るけれどこっちの種類の鳥はいつも群れで来る。といったことが見えてきます。

夏休みだけでなくて、もっと長い期間、数ヶ月〜1年以上通して観察すれば季節による違いもわかるようになるでしょう。

夏休み/冬休みの理科の自由研究!ステップアップ!実験観察の条件を1つだけ変えてみる

次は、1つだけ条件を変えてみましょう。野鳥の例で続けます。

「7:00~8:00」「庭」「鳥の種類と数」
↓ ↓ ↓
「15:00~16:00」「庭」「鳥の種類と数」
「7:00~8:00」「湖」「鳥の種類と数」

こんな変え方が考えられます。

すると、
「庭に来る鳥の種類と数は時間によって違うのか?」
「朝の庭と湖では鳥の種類と数が違うか?」
のような立派なテーマの出来上がりです。

テーマだけでなんだかすごい研究をしたみたいではありませんか!

あ、一応書いておくと、条件の変え方を2通り作りましたがすべてやれというのではなくて、興味があるものを選びましょう。条件の分け方など考え始めると、もう無限に近いくらいできてしまったりしますから(観察時間だけでも、12:00からでも13:00からでもたくさんでてきてしまいますよね)。

ところで、今さらですが、この条件はどうやって決めれば良いのでしょうか??

スポンサー

ブログランキングに参加しています。

ブログランキング
ブログランキング・にほんブログ村へ

↑ 押していただけると元気が出ます!!
よろしくお願いします!


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

『夏休み・冬休みの自由研究:テーマ設定〜実験観察のコツ〜レポートの書き方まで!これができたら一目置かれるかも!?』へのコメント

  1. 名前:夏休み!理科の自由研究にぴったりの生き物 – 自然の展開図 投稿日:2017/06/22(木) 22:51:09 ID:445226266 返信

    […] 実験観察のポイントは別ページにまとめましたので、 夏休み:実験観察のコツ!これができたら一目置かれるかも!?をご覧ください。 […]