動物園に行くと見に行きたくなるもの皆さんは何ですか?
私はパンダが見たいですね、パンダってあんまり見れるものではないですしやっぱりかわいげがありますしね。
ということで今回はパンダについて見ていきたいと思います。
パンダは何科?学名は?
パンダと聞くとまず何を思い浮かべますか?
私は白黒というのを思い浮かべます、パンダトレノとかよく言われましたものね。(※白黒の昭和な車です)
その「パンダ」にはジャイアントパンダとかレッサーパンダなどがいると思いますが先にジャイアントパンダについて。
食肉目クマ科ジャイアントパンダ属
ジャイアントパンダ
学名:Ailuropoda melanoleuca
パンダの大きさは全長120-150㎝、体重80-150㎏程です。
子供の体重は100-200gで手で持てるくらいの大きさです。
野生のパンダの生息地と数
ジャイアントパンダは個体数が少ない生き物です。
個体数はおよそ1800頭。
その1800頭がすんでいる中国南西部の山林も切り開かれるにつれてどんどんと行き場をなくしていっているそうです。
一応中国政府もジャイアントパンダ保護区を設立をして保護を頑張ってはいるのですが、ただパンダの多くはその保護区以外で住んでいることが多いということです。 ゆえにジャイアントパンダの個体数は日々減っていくばかりという状態で、課題は山ずみとなっています。
さてさてそのパンダのこと記していきますね。
このジャイアントパンダは竹食などの草食傾向が強い雑食の大型哺乳類です。
パンダは地球上に300万年以上前から存在している生物です。祖先はキツネとクマのような動物で中国に生息していました。
パンダの生態:単独行動や草食よりの食性・繁殖など
パンダの特色というと、まず一つに単独で縄張りをつくるというものがございます。
群れでは行動せず、単独で行動することが多く、縄張りの近くには自分の爪痕やマーキングをつけます。
二つ目としては雑食というところです。
パンダと言えば笹というイメージがあるのですが、実はパンダ別に竹とか笹だけではなく、魚、昆虫、小動物なども捕食します。
主に夕暮れ時に餌を探しに行くみたいです。
パンダはエサの競争などの争いごとを嫌うので、縄張りがかぶってしまうときは時間帯などをずらすなどの譲り合いをする動物です(見た目通りの性格?)。
三つ目は繁殖です。
個体数が少ないのを見てもらえばわかると思うのですが、その理由は繁殖が難しいからです。
具体的に何が難しいかというと、パンダのメスの発情期がとても短いというところが難しいと言われている原因です。 なんとこの発情期は3日から7日しかないのです。
パンダとレッサーパンダの違い
次にレッサーパンダーについて見ていきます。
食肉目レッサーパンダ科レッサーパンダ属
レッサーパンダ
学名:Ailurus fulgens
レッサーパンダーは分類について色々と議論がなされてきた動物です。
アライグマの仲間といわれていたり、形態から見るにクマ科であろうといわれたり…
ジャイアントパンダはクマ科です。
レッサーパンダもクマ科というのが主流だったのですが、アライグマの仲間やスカンクに近いという論争がされ、 現在はイタチの上科レッサーパンダという独立した分類に属しています。
このパンダという呼び名はネパール語がなまってついた名前だと呼ばれていまして、学名が炎色の猫、光る猫などの意味を持つアイルルス・フルゲンスという名前が付けられています。
ちなみにこのレッサーパンダ発見された半世紀近くは唯一のパンダでしたが、ジャイアントパンダが発見されて唯一ではなくなりました。
上記の通り、この後レッサーパンダは学術的には違う部類になってしまうのですが。
生息地は標高1500メートル~4800メートルの亜熱帯の森林、インドの北東部、ネパール、中国、ミャンマーで生息しています。
実は種類(亜種)もありまして、ネパールレッサーパンダーとシセンレッサーパンダの2種類がいると言われています。
レッサーパンダもかなりかわいい生き物ですし、ぜひとも2種類とも見てみたいものですね。