骨の楽しみ方〜骨の標本は、骨折や病気の痕など、動物の生き様を教えてくれる

骨から動物の生涯が想像できる!骨折や病歴について

骨というと体の中にあって傷つきにくそう…でも、骨折はもちろん、様々な病気の痕が残されている場合があります。

骨折

骨折して、治ったのか、それともその怪我が原因で死んだのか。

骨折は治っても、接着部分がこぶのようになるので、あとからでもわかります。

捕食者に襲われた・オス同士の争い・交通事故など、生き様が刻まれています。

かの有名なティラノサウルスのスーの化石にも骨折の痕があり、ティラノサウルスは家族で助け合って生きていたのではないかという、生態面の説もうまれています。

骨に影響する病気

奇形

生得的・遺伝的な変異によって骨に異常が発生することがあります。

歯槽膿漏

現代人におなじみの病気ですね。歯根や歯根周辺の骨が溶けます。

痛風

こちらもよく聞く病気。高たんぱくのぜいたくな食生活と関係しているとか。

歯槽膿漏もそうですが、痛風は炎症が起こることで、骨の融解と再生に異常をきたし、骨に痕を残すことになります。

くる病

カルシウムが骨に沈着しなくなる病気で、若い成長期に見られます。原因はビタミンD不足・カルシウム不足と言われます。

腫瘍(がん)

良性と悪性(がん)があります。

腫瘍は内臓だけでなく、骨にも発生します。

あなたは骨を持っていますか?(なんて質問だ、と書いていて思いました…)
・骨格標本を自作する方法!
・自分の手を汚さずに(?)骨を手に入れる方法!

骨を持っていてもいなくても、骨を見る機会があれば、その骨の持ち主がどんな一生を送ったのか、想像を巡らしてみましょう!

幼くして死んだのか、天寿を全うしたのか。怪我をしたのか、そのあとも生き永らえたのか。怪我や病気からの復活劇。

厳しい野生の生活の中で怪我や病気を乗り越えてきた、たくましい姿がそこにあるかもしれません。

一見無機質な骨。でもそこから動物たちの生き様が見えてくる…これが骨のロマンですね!

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