セキセイインコの飼い方:飼育環境・雛〜成鳥の餌

ホームセンターでもよく見かけるセキセイインコ。

寿命は約8年と、うさぎやハムスターよりも長生きする生き物です。飼い方を知って、インコが楽しい生活を。飼い主もインコライフを楽しみましょう!

セキセイインコの飼い方:飼育環境と餌

飼育に必要なものは、ざっとこんな感じです。

  • ケージ
  • 止まり木
  • 餌入れ/水入れ
  • 餌(ミックスシードまたはペレット/ボレー粉/塩土/青菜)
  • ケージに被せる布
  • ヒーター

巣箱はいらないの?と思われるかもしれませんが、繁殖させるとき以外は必要ありません。むしろ、無用に発情し、繁殖関連の病気のリスクを上げてしまうので、普段は入れるべきではありません。

ケージに被せる布というのは、インコの就寝時間〜朝までケージにかけるためのものです。かけておけば、ケージの前を人が通って驚かせてしまうことがなくなりますし、保温効果もあります。ふろしきなどを使うと良いでしょう。

セキセイインコのケージ

ケージは四角いものや丸いもの、家の形のものなど様々です。塗装がされているものと、されていない銀色のものがあります。

が、おすすめは四角く、塗装がされていないものです。

他の形のものは可愛いのですが、見た目より狭く、おもちゃなどを入れようと思った時に付ける場所がなかなかないという問題があります。

塗装はされていないものの方が、中にいるインコが映えます。塗装が落ちてしまった場合、見栄えが悪くなってしまいますし、無毒であってもインコが口にしてしまって良いことはありません。

大きさは、1羽で飼育する場合でも1辺40cmほどあると良いです。複数飼いの場合はより大きなものにします。

セキセイインコの餌

栄養面から言うと、ペレットが良いです。

粟や稗などの雑穀が入ったミックスシードの方がインコが好みますが、栄養が偏ります。ペレットで飼うならば、シードの味を覚えさせることなく、100%ペレットで飼育するのが良いでしょう。

特にミックスシードで飼育する場合、栄養を補うためにボレー粉・塩土・青菜を与えます。

ボレー粉は牡蠣の殻を砕いたもので、カルシウムを補充できます。
塩土は茶色い土の塊のようなもので、名前の通り塩分が含まれます。
青菜(小松菜か豆苗)ではビタミン類を補えます。アクが強いほうれん草などはNGです。青菜を好む個体が多いです。