蛇の簡単な飼育方法
ここでは、一般的なヘビの簡単な飼育方法を紹介します。特殊な環境に住むヘビを除いて、多くのヘビがこの飼い方に準じます。
まず、必要となるものを列挙します。
- ケージ
- 水入れ
- 床材
- シェルター
- 温湿度計
- パネルヒーター
以上、この6点が必要となります。ケージは高さや広さはあまり必要ではありません。ヘビは体長は長いですが、体積は体長に比べ、少ないです。水入れはが生体が浸かれれるほどの大きめのものを用意しましょう。彼らヘビは水浴という行為をするためです。床材はキッチンペーパーや新聞紙でも構いません。温度は夜昼で少し温度差をつけると良いでしょう。概ね20度以上が飼育内の温度となります。全てのヘビは肉食性です。餌は昆虫から小型の哺乳類、両生類、鳥類と多岐の渡ります。ペットショップに売られているヘビの餌として挙げられるのが、マウスでしょう。栄養価が高く、入手し易い餌の一つとなります。生き餌と冷凍餌に分かれ、多くが後者の方で与えていると聞きます。冷凍の場合は、ちゃんと解凍できていないと、ヘビが食べたときに消化不良を起こします。気をつけましょう。
蛇の飼育の基本
ヘビもトカゲ同様、長寿です。個体、種類にも依りますが10年から15年生きるといわれております。長い付き合いになることを覚悟しましょう。また、同様にスキンシップは好みません。ベタベタと長時間触ったりするのはやめましょう。そして、ヘビは匂いに敏感です。餌をあげるとき、触るときなどヘビに近づく時は手を洗ったりして、手の匂いを消しましょう。餌の匂いが手についていると、餌と間違われて咬まれることがあります。一部のヘビを除き、本来のヘビは臆病な生き物です。積極的に人を襲うことはなく、彼らに襲われる時は、ヘビ自身が自分を守るためだったりや先程の例のような餌と間違われたためだったりします。
彼らヘビを理解すれば、こういう事故は起こりません。彼らについて必要な知識を身に着ければ、上手く付き合えるはずです。ヘビは長寿です。それは、長年のパートナーともなる生き物の一つだとも思います。長い付き合いとなるので、大切にしたいですね。