フトアゴヒゲトカゲの飼育、餌はお野菜!

今回はフトアゴヒゲトカゲの飼育と餌についてです。

フトアゴヒゲトカゲの飼育はヒョウモントカゲモドキのようなヤモリと違い、保温球や紫外線ライト等が必要なため初期費用が高くなります。餌も野菜などの植物性の物を食べられる事も特徴です。

また、ヒョウモントカゲモドキ同様、繁殖個体が流通しています。その為、入手することが容易であり、多くの品種があります。

本来のフトアゴヒゲトカゲはオーストラリア東部に生息しています。半樹上棲で森林から砂漠などの様々な場所に住みます。飼育下での環境も、近い環境を作りましょう。

フトアゴヒゲトカゲの種類、大きさはどのくらい?

フトアゴヒゲトカゲはおおよそ40センチぐらいの大きさになります。大きいものでも60センチぐらいになります。

フトアゴヒゲトカゲはアゴヒゲトカゲ属という仲間に属しています。名前の由来通り、顎鬚があります。フトアゴヒゲトカゲは特にその顎鬚が特徴的です。

さて、フトアゴヒゲトカゲの種類を紹介します。種類といっても、ここでは品種を指します。品種とは、日本大百科全書から引用すると、

「品種とは分類学上では同一の種に属するが、形態的にあるいは生理・生態的に異なった個体群 」

と書かれています。要は、同じ仲間でも色が違ったり、少し形が違ったりするので、それらの区分を品種と呼んでいます。人工的交配の種という意味合いも強いです。

そして、フトアゴヒゲトカゲも多くの品種があります。いくつかざっと列挙しましょう。

ノーマル     通常の野生個体と変わらない形態

パラドックス   模様が不規則な形態

ウィットブリッツ 柄がなく、淡い色を持つ形態

シルクバック   皮膚が薄く、両生類のような形態

レザーバック   オレンジ色で丸みがある形態

ここでは、詳しい品種の説明は省きます。これらの品種は多くありますが、基本の飼い方は変りません。

品種によっては、高額で取引されています。値段に惑わされず、自分に適切な品種を選びましょう

フトアゴヒゲトカゲの餌、ケージの中身は?

フトアゴヒゲトカゲは雑食です。

勿論、動物食だけでも飼育は可能です。しかし、動物食は脂質が多く健康が崩れやすいです。植物食と併用させることで、栄養バランスも維持できます。経済的にもコストが抑えられるので、植物食をおすすめします。

幼体は動物食を好むので、野菜と昆虫を中心とした食事にしましょう。

幼体の頃から、植物性の餌をあげないと、大人になってからほとんど受け付けません。幼体の頃から、しっかり植物性の餌もあげましょう。成体から植物性が主食の食事となります。

では、軽く動物性、植物性の餌をそれぞれ紹介します。

動物性の餌ですが、コオロギ、マウス、ワーム等があります。

コオロギは栄養価も高く、安価で入手出来ます。

マウスは総合的栄養食と呼ばれているほど栄養価が高いです。ですが、脂質が多く、消化しにくいという面もあります。

ワームはコオロギに比べて、栄養価が低く、脂質が多いです。また、消化しにくいことも特徴です。

総合的に判断すると、コオロギを主食にして、おやつにワーム等をあげるのがよいでしょう。

植物性の餌ですが、大抵の野菜、果物は食べます。例えば、チンゲンサイ、小松菜、モロヘイヤ、カボチャ、にんじん、タンポポ、桑の葉等を食べます。

果物は糖分が多いため、おやつとして与えましょう。

逆にあげてはいけない野菜は、ほうれん草、玉ねぎ、ニンニク、ネギとなります。ほうれん草はシュウ酸が多く含まれています。シュウ酸はカルシウム吸収を阻害する効果があるので 、カルシウム等のミネラル不足のフトアゴヒゲトカゲには向いていません。玉ねぎ等の匂いの強い野菜は味覚の刺激が強いので、これも与えるのはやめましょう。

餌をあげる際は、カルシウム不足を抑えるためにも市販のカルシウム剤も一緒に添加しましょう。

次はケージの中身についてです。ケージの中に必要なものを列挙します。

・餌入れ

・水入れ

・保温球

・紫外線ランプ

・パネルヒーター

・バスキングライト

・温湿度計

・シェルター

・床材

となります。

おそらくケージを含まなくてもこれらの道具をそろえるのに1万円は超えるでしょう。

保温球とはケージ全体を暖めるために使います。バスキングライトとは、体温調節の為のライトとなります。昼恒性の爬虫類はこのバスキングライトが必要になります。

紫外線ランプは生きるのに必要なビタミンD3を体内で作成するために取り付けます。

床材はキッチンペーパーでも可能ですが、見栄えにこだわるならウッドチップや専用の砂などがよいでしょう。

温度は昼は28~30度、夜は24~25度ぐらいが適切です。バスキングライト下では40度位の温度が良いでしょう。湿度は40~50%ぐらいが目安です。

フトアゴヒゲトカゲの販売、値段はいくら?

フトアゴヒゲトカゲの値段ですが、23万ぐらいです。幼体は1万からの値段になります。ですが、幼体は環境変化に強くはありません。初心者は成体をおすすめします。

販売場所ですが、通常はペットショップになります。あとは、ブリーダー等の販売会になります。販売会の方が、安く売られています。どちらかというと、販売会のほうが安く入手でき、飼い方のプロの方達が多いので、安心して買うことができます。

飼い方のコツは、相談しながら決めていくことです。フトアゴヒゲトカゲは寿命が89年ほどあります。長い付き合いになりますので、十分準備してから買いましょう。