ヒョウモントカゲモドキは爬虫類の看板的なペットとして有名です。
ヒョウモントカゲモドキの英名がレオパードゲッコー(Leopard gecko)と呼ばれているので、通称レオパと略されて呼ばれます。
今回はざっくりとヒョウモントカゲモドキの紹介をしようと思います。
ヒョウモントカゲモドキの種類って?寿命は?
ヒョウモントカゲモドキ、この名前から違和感を感じませんか?
そう、トカゲなのにモドキってなんだ?
本当にトカゲの仲間なの?
と疑問が出てきますが、ヒョウモントカゲモドキは正真正銘トカゲの仲間です。
では、なぜこのモドキという名前がついているかというと、このヒョウモントカゲモドキはヤモリの仲間であって、本来のトカゲの特長を備えているからなのです。
通常、ヤモリには瞼がありませんがこのヒョウモントカゲモドキには瞼があります。また、ヤモリ独特の特長の手足に吸盤がないのも理由の一つと考えられています。
このヒョウモントカゲモドキの正式な分類はヤモリ科トカゲモドキ亜科アジアトカゲモドキ属となります。分類からもトカゲの特徴を持つヤモリなんだなってことがわかりますね。
次に、寿命についてです。ヒョウモントカゲモドキの飼育下での平均寿命は10年です。ちなみに野生での最高寿命は30年ほどと聞きます。犬猫と同じくらい長い付き合いになるので、飼うときはその辺りも考慮して飼いましょう。
ヒョウモントカゲモドキの飼育環境について、餌はコオロギ!?
さて、飼うとなると大切なのは飼育環境ですね。
餌、ケージ、温度、湿度 管理、いろいろ考えますね。
ざっくり説明させてもらうと、まず、ヒョウモントカゲモドキ(以下レオパ)は単独飼育が望ましいです。他の個体と喧嘩を避けるため、繁殖を目的にする以外は、単独飼育をおすすめします。
必要となる飼育ケージはがレオパの生体の幅の2倍程度の長さがちょうどいいです。40~60センチぐらいですね。
温度は最低20度~30度を保ち、平均25度ぐらいが適温です。湿度は40%~60%が目安となります。足りなければ霧吹きをしましょう。
さて、餌ですが、レオパは肉食、昆虫食の動物です。
主な餌としてコオロギが使われます。コオロギ以外でも、ミルワーム、ピンクマウスなども使われます。爬虫類ショップでは冷凍品、缶詰も販売されており、それらで代用可能です。
給餌ですが、成体であれば毎日は必要ないです。2~3日に1度、食べる分だけ食べさせてください。
日々やることとして、水入れの中の水を毎日交換すること、糞を見つけたらすぐに取り除く事があります。
ヒョウモントカゲモドキの値段、販売はどこで?
では、肝心な値段ですが、相場はいくらぐらいなのかというと成体で五千円 ~一万円、幼体で三千~五千円ですね。
しかし、これはノーマルタイプ、一般的に流通している品種の相場です。珍しい品種だったり、独特の特長がある個体は値段は高くなります。特に珍しい品種は十万円も超える値段がつけられるようです。
次に販売場所ですが、一般にはペットショプになります。
ただ、犬猫も含める総合的なペットショップよりは爬虫類専門のペットショップで買ったほうが良いでしょう。爬虫類専門のペットショップの方が、値段も安く、店員も詳しい飼い方を教えてくれるからです。
それでも、やっぱり高いという場合は爬虫類のブリーダーの販売会に行きましょう。年に2,3回、場所は各地で開催されております。ペットショップより安く買えて、色々な爬虫類も販売されています。購入目的じゃなくても、珍しい品種や生き物に出会えて、面白いですよ。
ぜひ、機会があったら行ってみることをおすすめします。