野外で生き物を観察するときの服装:アウトドアの基礎

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バードウォッチング、虫捕りなどの生き物を観察しに行くとき、そこは自然の中です。夏で暑いからといって無防備な服装で行くべきではありません。虫に刺されたりや植物・岩で怪我をしないように、目的にあった服装で出かけましょう。

筆者はアウトドア経験のない知人と野外に出たときに、その知人がとんでもない格好をしてきて仰天した経験が何度かあります(それはそれはおしゃれな、どこの街に遊びに行くのかという服装でした)。

アウトドア経験のない人は、そんなことにならないように、またお子さんがいる方は知らぬ間に子供を危険にさらすことのないように、十分にリサーチして出かけましょう!

野外での生物観察へ!アウトドアの服装、3つのポイントと理由!

ここでは、険しい山に登るようなことはしないけれど、車や電車から出て半日くらい森や林の中で活動することを考えて、解説していきます。

重要なポイントは、
・動きやすいこと
・肌をできるだけ出さないこと
・すぐ乾くこと

動きやすい方が良いことは、言うまでもないですね!(念のために加えておくと、汚れても構わないもの!)

野外ではなぜ肌を出さない服装なのか?

道を少し外れると、やぶになっていたり低いところに木の枝が伸びていたり。ここを通る時に半袖半ズボンにサンダルだったら…たちまち傷だらけになります。こういったところには蚊が多いですし、マムシなど危険な生物がいる可能性もあります。

そのため真夏でどんなに暑くても、長袖長ズボンが基本です。そして帽子、スニーカー等の動きやすい靴(天候や場所によっては長靴、場合によって登山靴)を履きます。

アウトドア用のタイツにショートパンツやラップスカートのような服装が登山用品として紹介されていることがありますが、植物のない道をはずれて草むらややぶに入る場合はおすすめしません。

理由はというと、足元の障害物に当たった時、ズボンなら足ではなくズボンの布地が当たって気付きますが、タイツの場合は直接足にぶつかるのに近い状態になってしまうためです。

たくさん人が通って草が生えていない、足元がよく見える登山道ならタイツはアリでしょうが、足元が見えづらいところに入るのなら、避けたほうが良いでしょう。

とび職の方々があのダボダボのズボン(ニッカポッカ)も、同様に足元のセンサーとしての役割があるそうですよ。

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『野外で生き物を観察するときの服装:アウトドアの基礎』へのコメント

  1. […] 前回はアウトドアの服装をご紹介しました。今回は持ち物編! […]