恐竜と翼竜の違い

今回は恐竜と翼竜の話です。

恐竜と翼竜の違いが主題となりますが、その前に生き物の分類について話しておきます。私達の周りには色々な生き物がいます。犬、猫、鳥、草花、これら生物には生物同士の共通の特徴、構造がみられます。例えば、人間の目は二つありますが、これは人間意外の多くの生き物にも見られる構造です。また、全ての花を持つ植物は葉を持つという特徴を持ちます。生物にはこういった共通の形態的な特徴があります。生物学では、この特徴は「形質」という専門用語で表されます。形質は、特定の生物に見られる一つの特徴を意味するわけではありません。ある形質が複数の生物に見られる事によって、始めて意義を持ちます。この形質によって、私達の周りの生き物は分類されます。

そして、これは生きている生き物だけでなく、かつて存在した生き物の分類にも役立ちます。生き物の違いを考えるとき、この形質が重要となります。

今回はこの形質を絡めて、話していきます。

恐竜、爬虫類、翼竜、それぞれの違い

皆さんが恐竜と思われる翼竜、首長竜。空を飛んだり、海に生息する彼らは、厳密には恐竜ではありません。これらの生き物は、恐竜と区別され翼竜、魚竜と呼ばれます。これら恐竜と翼竜の大本は爬虫類から発生した(進化した)分類群であると考えられています。

人間と猿は違う生き物ですが、哺乳類というグループで括られているのと同じで、恐竜、翼竜も爬虫類のグループの中に入っています。生き物の分類はグループの中にある共通項となる形質を見つけ、新しく細かなグループを作ります。こうして、生き物ごとのグループ分けをしていくのです。

では、簡単な恐竜と翼竜の違いを紹介します。

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