野外で生き物を観察するときの服装:アウトドアの基礎

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野外活動で乾きやすい服を選ぶ理由

着替えを持ってきていて、すぐに車に戻って着替えられるというなら良いのですが、なかなかそうもいかないのがアウトドアの世界。

綿などの繊維は水を吸うと重く動きにくくなるうえに、乾きづらく体温を奪います。無用なところで体力を奪われ、疲労すれば思わぬ事故も招きかねません。

ジーパンは丈夫でアウトドアなイメージを持っている方が多いようですが、綿でできた厚い生地は、実は最悪の選択です。

では何を着たら良いのかというと、手っ取り早いところではジャージです。中に着るTシャツはスポーツ用の化繊のものを。

アウトドア用品店に行って一式手に入れるのも楽でしょう。デザインが気に入るかが問題ですが、アウトドアブランドでおすすめなのは「モンベル」です。比較的大きな店舗が多く、アウトドアの様々な場面に対応しており子供用も扱っている、日本のメーカーです。価格も他のブランドに比べると安価です。

※乾きやすい服でも、万一に備え、着替えと防寒着・雨具(ゴアテックスのような防水透湿素材がベスト)は必ず持って行きましょう。

野外での生物観察に!アウトドアの装備:どんな色がいいのか?

遭難した時に発見されやすい色は「青」です。自然界ではほとんど存在しない稀な色であるためです。

しかし、派手な色は動物を警戒させてしまう可能性もあります。多くの鳥類は色に敏感なので、それを考えるとカーキなどの自然に溶け込む色を選びたくなります。

万一のことを考えると派手な色、観察のことを考えると地味な色…迷いますよね?

そこで、筆者の考える折衷案はこれです。

活動中メインで身につけるものは地味な色。
テント・雨具・ザック(拠点に置いて活動する場合、背負って歩くならザックカバー)などの活動中はしまってあるものは派手な色にする。

いかがでしょうか。

野外に出てしまえば自分を守るのは自分だけです。十分に準備をして、楽しく安全な野外活動にしましょう!

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『野外で生き物を観察するときの服装:アウトドアの基礎』へのコメント

  1. […] 前回はアウトドアの服装をご紹介しました。今回は持ち物編! […]